越谷市の定例会において、高齢者が投票しやすい環境づくりについての議論が活発に行われた。福田 晃議員は、投票所までの移動手段が無い高齢者に対し、公共交通網の拡充や無料の臨時バス運行の必要性を訴えた。これに対し、選挙管理委員会事務局長は、現行の不在者投票制度の厳しさを指摘し、投票機会の拡大を国に要望する意向を示した。
また、しらこばと運動公園第2競技場の人工芝生化についても関心が高まっており、教育長は多額の費用が必要であることを強調した。さらに、使用経過に伴う課題も理解し、調査研究を進める方針を確認した。
大杉公園では、クローバーの繁茂による整備状況の悪化が話題に上がり、教育長は調整が進んでいることを明らかにした。利用者による協力の可能性にも言及し、今後の取り組みを期待するとした。
最後に、福田議員は税金の滞納者に対してショートメッセージを活用する案を提案し、市長はその効果的な実施に向けた調査研究を続ける意向を表明した。