今回の会議では、職員提案制度の活性化、子宮頸がん対策、そして小中一貫学園構想について議論が行われた。
議員の服部 正一氏は、職員提案制度の運営状況と今後の取組方針を市長に問い合わせた。市長は、制度の利用状況が思ったほど進んでいないことを認識しており、社内でのさらなる啓発活動が必要と強調した。
次に、子宮頸がん対策の一環として、がん検診の受診状況についての質問があった。市長は、検診受診者数が前年に比べて若干の増加が見られたとしつつ、依然として十分ではないとの見解を示した。更に、ワクチン接種の状況についても触れ、副反応に関しての情報提供が不十分であったことを認め、改善が必要であるとした。
また、情報提供の方法についても議論された。市長は、正確な情報が市民に伝達されるよう、広報の強化を目指す意向を示した。
小中一貫学園構想についても議論があり、教育長はこの構想における課題と将来像について説明した。特に、課題としては実施に向けた地域の理解と協力が重要であると語り、計画実現に向けた具体的なステップを検討中であると述べた。