台風19号における避難所の運営が議題に上がった。
工藤秀次議員が、避難所の運営体制や開設時間について市長に質問を投げかけた。
市長は、避難所の運営には地域のボランティア団体や行政が連携し、適切な支援を行う重要性を強調した。具体的には、避難所をスムーズに運営するためのマニュアルの整備や、住民への教育が必要であると述べた。
さらに、避難所の開設時間についても言及。災害時には可能な限り早く開設することが望ましいとし、避難所が早期に開設されることで地域住民の安心感につながると考えているとの見解を示した。
また、災害対策本部の設置についても触れ、迅速な意思決定を行うために必要不可欠であると訴えた。適切な情報の収集や地域との連携をより一層強化するべきと考えている。
次に、主権者教育に関する質問がなされた。工藤議員は、生涯学習を通じた若者への主権者意識の育成について教育長に問うた。
教育長は、小中学校での具体的な教育内容について説明し、主権者としての責任や権利を理解することの重要性を説いた。特に、若者が自ら考え、判断できる力を育む教育が求められていると指摘した。
さらに、あだたら高原少年自然の家の今後の方針についても市長と教育長から意見が述べられた。自然体験を通じた教育の重要性が再確認され、具体的なプログラムの充実を図る必要があるとの考えが示された。