越谷市における防災対策や福祉政策について、瀬賀恭子議員が質疑を行った。
特に、災害に強いまちづくりに関して議論が展開された。瀬賀議員は、女性の視点を取り入れた防災ブックの作成について、加えて女性が担い手となる仕組みづくりとマンパワーの活用を求めた。これに対し、市長は女性の意見を反映し、増員を図る方針を示した。また、防災会議9号委員の声を反映させることの重要性を述べた。
さらに、避難所のトイレ整備や液体ミルクの備蓄も重要な課題として挙げられ、これらの周知についても力を入れる必要性を強調した。
また、児童虐待やDVに対する具体的な支援策についても言及された。瀬賀議員は、子育て世代包括支援センター設置後の状況や課題について質問を行い、市長は現状について詳細な説明を行った。
次に、職員のための「性の多様性の理解促進」に向けたハンドブックの作成が求められ、これにより誰もがいきいきと暮らせるまちづくりに寄与すると述べた。
最後に、障がい者雇用の拡大についても議論され、働きやすい環境を実現するための「ジョブコーチ」の設置が提案された。
これらの取組によって、越谷市は住みよい地域を目指している。