最近の会議では、重要なテーマについて議論が交わされた。
特に、新型コロナウイルス感染症対策が焦点となった。野口高明議員が、対策の検証や若者に対するワクチン接種率向上の取り組みを市長に問うた。市長は、実施された対策が効果的であったかを慎重に評価し、若者の接種率向上への具体策として、キャンペーンやインセンティブを検討していると回答した。
また、ワクチンメーターの詳細化についても尋ねられ、市長は具体的な数値目標を設定し、その進捗を管理していくことの重要性を強調した。
次に、iPadを更に活用した教育についての議論が行われた。教育長は、オンライン教育の実現に向けた取り組みを詳述し、学習アプリの充実やスクリーンタイムの導入が教育効果を高めると説明した。特に、現在の校内ネットワークの高速化が、オンライン授業の質を向上させる鍵であるとの意見が示された。
地域の整備に関しては、大袋駅とせんげん台駅周辺の整備計画に関する質疑が続いた。市長は、大袋駅東口の駅前広場整備が順調に進んでいることを報告し、その後の高架化や歩道整備の予定も示した。また、せんげん台駅周辺では冠水対策が急務であり、具体的な対策案が提示された。
最後に、市税収入についても言及。市長は、今年度の税収入の見込みを説明し、経済の回復に向けた施策を進めていく考えを述べた。