越谷市議会において、小出水宏泰議員が、行政のデジタル化に関する質問を行った。
具体的には、現時点での行政手続きのオンライン化割合に加え、今後オンライン化されない手続きについても言及した。市長は、"現在のオンライン化割合は約60%"と報告し、具体的な手続きの改善に向けた取り組みが求められるとの見解を示した。
また、オンライン化後の窓口申請の存続についても議論された。市長は、窓口サービスを維持し、利用者の利便性を考慮する方針を明言した。
次に、在宅介護者福祉手当の拡充に関する質問がされ、議員は市長の意見を求めた。市長は在宅介護の重要性を強調し、"市民の生活を支える制度を整えたい"と述べ、現在の申請状況を踏まえた今後の拡充計画についても説明を行った。
さらに、広報こしがやの配布方法についての質疑も行われた。議員は、現行の配布方法について懸念を表明し、"全戸配布を目指す必要がある"との旨を訴えた。市長は、"発行部数は毎月6000部で、さらに配布を増やす方策を考えている"と答え、現状の配布状況に対する認識を明確にした。これらの議論を通じて、市民への情報提供や福祉制度の向上に向けた施策が求められていることが浮き彫りとなった。