令和3年9月10日、越谷市の定例会が開催され、市政に対する一般質問が行われた。
議題の一つとして、男女共同参画推進に関する松田典子議員の質問があった。松田議員は、越谷市男女共同参画支援センター「ほっと越谷」が開設20周年を迎えたことを述べ、男女共同参画の重要性を強調した。また、地域活動や多様性について参加者が共有した意見を紹介し、今後も市民と行政が協力していくことが必要だと発言した。
次に、マンホール蓋の活用に関する質問では、松田議員がマンホール蓋を広報ツールとして活かす提案を行った。全国の自治体が制作しているデザインマンホール蓋やマンホールカードの活用が議論され、訪れることで地域に親しみを持たせる効果が期待されると盛り上がった。
一方、清水泉議員はプラスチックの分別回収について、廃棄物処理計画の変更について質問。具体的にはプラスチックごみの増加に伴い、今後の環境政策について検討が求められた。清水議員は、今後も更なるリサイクル推進に向けて、多様な施策を進める必要があると訴えた。
続いて、越谷市役所プラスチック・スマート宣言について質問。市長は、プラスチック使用の削減に向け、職員がモデルとなり取り組むことの重要性を述べた。若者世代へのワクチン接種率向上へ向けた取組についても質問され、市は積極的な情報発信や啓発が必要であると回答した。
新型コロナウイルス感染症対策は、多くの議員が言及し、特に療養施設についての確保が求められた。第5波における感染拡大を受け、保健所や医療機関の負担が増す中、市はさらなる人的支援を必要としているという見解が示された。市長は、今後必要な療養施設の確保について国や県に要望していくと述べた。
さらに、本市の市立病院の対応についても質疑が行われ、現在の状況や今後の医療体制について報告があった。また、若者のワクチン接種推進のため、教育機関との連携を視野に入れた取り組みの重要性が指摘された。