越谷市における議会が開催され、産後ケアや気候危機対策についての質問が行われた。
清水泉議員は、産後ケアの現状と拡充の必要性を強調した。市長は、越谷市では産後ケアが充実していると述べ、さらなる拡充を目指す考えを示した。特に、出産後の母親への支援体制の整備が重要との認識を示した。
次に、気候危機対策に関する質問が行われた。清水議員は、環境管理計画や率先実行計画について、具体的な施策を問うた。市長は、持続可能な社会を実現するため、省エネルギーや再生可能エネルギーの推進に取り組む考えを発表した。さらに、気候非常事態を宣言する必要性についても言及し、行動を起こすことの重要性を訴えた。
市の農業政策に関して、清水議員は有機農家の現状と学校給食における有機農産物の取り組みについて質問。市長は、有機農業の推進や地域の農家との連携強化が必要であると回答した。特に、子供たちに安全で安心な食材を提供するため、学校給食への地元産の有機農産物の導入を進める方針を示した。
最後に手話通訳の設置状況についても言及され、清水議員は動画配信における手話通訳の重要性を指摘。市長は、手話通訳の設置を進め、より多くの人々に情報を届けるための取り組みが必要であるとの見解を示した。これにより、誰もが情報にアクセスできる社会を目指す意向が明らかになった。