令和6年1月臨時会が1月31日に開催された。この日は市長からの議案提出が行われ、議会は重要な議題に取り組んだ。
会議では、まず市長の福田晃氏が能登半島地震の被害者に哀悼の意を表した。議長の島田玲子氏も被災地域へのお見舞いを述べた。
市長提出第1号議案は、物価高騰対応と生活支援の給付金に関する予算補正であり、歳入歳出それぞれに7億5,400万円の追加を計上している。市長は、招集の時間的余裕がなく専決処分を行った理由を説明。
また、第2号議案は仮称共同消防指令センターの建設について。契約金額は8億5,800万円であり、免震構造の施設が計画されている。これにより、地域の消防業務の効率化が期待されている。
議論の中で、浅古高志議員は第2号議案に関連して入札の不調について質疑。建設資材の高騰や人材不足が影響していると指摘した。他地域での成功事例についても触れ、より良い対策を求めた。市長は、事前の調査やヒアリングを行っていると答え、その重要性を強調した。
議案は質疑を経て、特別委員会付託を省略することに決定。続いて討論、採決が行われ、第1号議案及び第2号議案ともに賛成多数で可決され、議事は円滑に運ばれた。
会議の最後に市長は、出席議員への感謝の意を表し、今後の施策充実に向けた意欲を示した。議会は11時17分に閉会し、参加議員の努力に対する労いの言葉で締めくくられた。