越谷市の令和5年9月定例会では、さまざまな市政に関する一般質問が行われた。特に、公共交通の安全性や喫煙問題、教育現場の環境整備などが主要なテーマとなっている。
まず、越谷市の公共交通に関しては、ホームドアの設置状況が報告された。市内の新越谷駅や北越谷駅では既に設置済みであるが、まだ蒲生、大袋、せんげん台駅等で設置が進んでいない状況である。市長は今後も鉄道事業者と協力しながら、早急に設置を進めていく意欲を示している。
続いて、路上喫煙の問題が取り上げられ、越谷市では既に路上禁煙区域は指定されている。しかし、その有効性やさらなる指定区域の拡大に関しては慎重な検討が必要であるとされ、今後の対応が求められている。
また、今年度、桃井小学校の小便器の不具合が目撃されたことにより、トイレの環境整備が喫緊の課題として浮上した。児童の健康と安全を守るため、トイレ環境の整備状況の周知、及び改善策が不可欠であると認識された。