越ヶ谷市において、高齢者のごみ出し支援や児童虐待防止策など、重要な議題が議論された。
野口 和幸議員が質問したのは、高齢者のごみ出し支援についての現状と、ふれあい収集の今後についてである。市長は、一般廃棄物処理基本計画の改定が進行中であり、特に高齢者に対する配慮が求められていると述べた。さらに、ふれあい収集については、地域住民との連携を強化し、より効果的なサービスを提供する考えを示した。
続いて、児童虐待防止対策についての質問がなされた。野口議員は中核市としての児童相談所設置の重要性を強調し、市長は迅速で的確な対応を強化するため、行政と地域が協力して取り組む方針を表明した。
また、社会的養育の充実や里親登録の支援についても議論された。市長は令和4年度に向けて、登録を増やすための具体的施策を計画していると明言した。「18歳の春」を支える支援策についても積極的に検討が進められている。
最後に、越ヶ谷秋まつりに関しても取り上げられ、市の文化財指定に向けた調査の進捗状況について教育長が報告した。秋まつりを文化資源として有効活用する方針が示され、市民参加型のイベントにする意欲が伝えられた。