議員の工藤 秀次氏が登壇し、会議は多岐にわたる重要なテーマで進行した。
まず、投票環境の充実が議題として取り上げられた。工藤議員は投票率向上に向けた取り組みについて質問し、選挙管理委員会事務局長は、各種施策を実施し、特に若者層へのアプローチを強化していると述べた。商業施設における投票所の結果についても触れたが、詳細な分析を行い、必要な改善策を模索する必要があるとのコメントがあった。
次に、子育て安心のまちづくりに関する議論が行われた。工藤議員は学童保育室の待機児童解消について尋ねた。市長は、待機児童の解消に向けて新たな施設の設置を進めていると回答した。また、保育所のトイレ改修や周辺安全の確保についても意見が交わされた。
ジェンダー平等の取り組みに関して、工藤議員は市民への啓発活動や教育現場での教育について質問を行った。市長は啓発の重要性を強調し、教育長は小中学校でのカリキュラムの充実を図っていると述べた。また、職員の選択的夫婦別姓に関しても話題が及んだ。
安全安心の防犯に関しても、市長は道路照明灯のLED化の進捗や設置基準の拡大案について情報を提供した。行き止まりの道路への照明灯設置の提案は、地域住民の安心につながるとの認識を示した。
さらに、大相模地区の公園・緑地の整備計画についても発言があった。新たな公園の整備や既存施設のリニューアルプランが示され、地域環境の向上を目指す姿勢が伺えた。
最後に、総合公園多目的運動場の目的外利用に関する意見が述べられ、コンサートやドッグショーの開催を通じて地域活性化を図る提案がなされた。教育長は、その開催に向けた準備を進めていることを明かした。