令和4年12月市議会定例会が開催され、数件の議案が討論、採決に付された。
会議は、竹内栄治議長による開議の宣告で始まった。最初の議題は諸般の報告で、委員会提出議案や陳情についての説明が行われた。
続いて、福田晃市長から提出された議案について討論が行われ、第87号議案、第88号議案は原案通り可決された。特に第90号議案では、地元議員からコロナ禍や物価高などの影響を考慮し、期末手当の引き上げに対する反対意見が表明された。これに対し、賛成多数で可決された。
また、第96号議案と第97号議案では個人情報保護法の改正がテーマとなり、議員からは地方自治体の自主性が損なわれる懸念が示された。それに対しては執行部からの説明が行われたが、賛成多数で可決された。個人情報の取り扱いに関する慎重さが求められる中、この問題は議会内でも重要な議題として取り上げられた。
最後に、委員会提出第2号議案も可決されられ、個人情報保護に関わる条例の制定が進められることとなった。
福田市長からは、市議会が堅実な議論を行い、原案通りの決定をしてくれたことへの謝辞が述べられた。今後、地域の発展と住民生活の向上に向けた施策をさらに展開する方針が確認された。
議事の終了後、竹内議長が閉議の宣告をし、令和4年12月定例会は無事に終了した。