令和5年9月定例会が開催され、数多くの議案が一括上程された。
本会議では、市長提出の第61号から第92号議案までの計32件が議題に挙がり、初めに質疑が行われた。
質疑の結果、第61号から第65号議案に関しては、質疑が一切なく、また委員会付託を省略することが決定された。
続いて、第66号議案を巡って質疑が行われた。自民党の立澤貴明議員が「今後の越谷サンシティのあり方に関する方針の議決に関する条例」に関する質疑を提起した。
彼は、6月の定例会で採択された請願の趣旨に沿っているかを確認した。
市長は、この請願を真摯に受け止め、方針の議決が重要であることを述べた。
立澤議員はさらに、条例の中に南越谷地区のにぎわい創出についての具体的な記載が必要ではないかと質しており、市長や総合政策部長はその点についても言及。南越谷地区への配慮はその方針の中で重要であるとしながら、広く意見を聞く過程の必要性についても認識を示した。
次に第74号議案「越谷市立小中一貫校整備PFI事業に係る契約締結」にも質疑が行われた。
立澤貴明議員が、落札したグループと落札できなかったグループの性能評価の差について懸念を示し、価格と性能のバランスについて市の見解を求めた。行財政部長は、性能を重視した評価基準を設けた結果としてのものであると回答した。
その後、会議は休憩に入り、休憩後に諸般の報告が行われ、各委員会の開催日程が決まったことも報告された。
議会は次回の会議で、各議案についての討論及び採決を行う予定である。