最近の会議では、高齢者の介護予防に関する取り組みが議論された。
野口和幸議員は、介護予防リーダー養成講座の現状について質問を行った。現在、この講座は広がりを見せており、地域の介護予防活動に貢献することが期待されている。市長は、講座を通じて新たなリーダーシップが生まれ、地域力の向上につながると強調した。
次に、地域ケア会議が地域合わせの独自課題を地域包括ケアシステムとどのように結びつけているかが問われた。市長は、地域の皆様が持つ課題を把握し、それを解決するために介入することが不可欠であるとの見解を示した。
さらに、当市における「重層的支援体制整備事業」の方向性も議論された。野口議員は、縦割りの制度改革が地域共生社会の形成にどのように寄与するのかを問うた。それに対し、市長は、地域に根ざした支援体制を形成し、行政がその役割を果たす重要性を述べた。
山田市長は、制度改革がもたらす未来の展望について説明。地域の参加が不可欠であり、市民の意見を大切にする姿勢を強調した。また、地域ぐるみで支援することで、より強固な社会生活を築けるとの考えも示された。
最後に、新型コロナウイルス感染者が保育所や学童保育室に発生した際の検査体制についても議論があった。野口議員は、大規模なPCR検査を行う体制の必要性を指摘した。市長は、迅速な対応が求められると認識し、必要な措置を講じる意向を示した。