国民健康保険税の値上げと小中学校のエレベーター設置についての質疑が行われた。
大和田 哲議員は国民健康保険税に関連する市民の声を挙げた。市民からは負担増加に対する懸念が多く寄せられており、これに対し市長は「市民の声を重視し、軽減対策を講じる」と述べた。特に、税の軽減策においては、低所得者への支援を強化する方針を示した。
さらに、滞納者への対応策についても議論が展開された。市長からは「滞納者への支援と徴収のバランスを考えている」との発言があった。これにより、市は経済的支援を検討していることが分かる。
次に、教育長が小中学校のエレベーター設置について説明した。未設置校についての現状に関して、教育長は「エレベーターの設置が必要な校舎が多い」と報告。不足する施設を見据え、設置計画を進めていく意向を示した。具体的には、今後数年内に優先順位を付けて整備を行う考えである。
教育長は「安全・安心な学校環境を整備することが重要」と強調し、早期の対応が求められるとの認識を示した。これにより、教育環境の向上に向けた具体的な取り組みが進められる契機が生まれることが期待される。