清水 泉議員が市政における重要課題について質問した。
高齢者の福祉について、介護保険施設の整備状況や介護職員の確保策が議論の中心となった。市町村では、介護職員の確保が特に喫緊の課題とされており、そのための施策や今後の見通しについて市長が説明した。具体的には、介護保険制度に基づく施設の開設や職員の待遇改善に向けた取り組みが進められている。
また、清水議員は介護予防と日常生活支援の総合事業についても言及した。多様なサービスが提供されているとのことで、その具体的な実績が市民にも周知されるよう努める必要性が指摘された。市長は、対象事業やサービスの体制整備の複雑さを鑑みて、これらの情報を整理した形で市民へ発信する方針を示した。
さらに、温暖化対策に対する取り組みも重要な議題であり、清水議員は市内での太陽光発電の普及率に関心を寄せた。市長は、普及率が徐々に向上していると説明し、再生可能エネルギーの導入をさらに促進させるための新たな施策についても言及した。具体的なデータとして、現在、市内での太陽光発電設備は前年の15%増加していることが報告された。
今後の取組についても、環境保護と地域の活性化を両立させる方法を模索する必要があると強調された。市長は様々なエネルギー源の利用促進を通じて、市民の理解と協力を得ることが重要だと述べた。こうした議論を通じて、高齢者福祉や温暖化対策に関する市政の方向性が示された。