先日行われた会議では、公共施設の在り方や地域活性化に関する重要なテーマが取り上げられた。
質問者の浅古 高志議員はまず、「将来につけを回さない公共施設の在り方」について市長に質問した。具体的には、普通建設事業費の新規整備と更新整備の考え方を問いかけた。市長は、十分な議論を重ね、持続可能な方針を考えていると強調した。
続いて、投資的経費の財政支出に対する優先順位についても議論が交わされた。浅古議員は、新規整備と更新整備のバランスを保つことが重要であると指摘した。市長は、財政状況に応じた柔軟な対応が求められると述べた。
次に、通常債の増加による将来への影響についても語られた。浅古議員は、借入れの増加が将来世代に負担を強いる懸念を示した。市長は、財政の健全性を維持するための対策を検討していることを明言した。
また、南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出事業構想に関しても質疑が行われた。浅古議員は、現在までに創出されたにぎわいについての評価を求めた。市長は、前年よりも多くの来訪者があったことを報告し、一定の成果が見られると述べた。
さらに、にぎわいと言われるものの数値的目標についても話題に上った。市長は、地域経済の活性化を目指し具体的な数値として示す必要があることを指摘した。
マーケティング調査に基づく市の目的とするサンプルや、調査の対象属性についても議論され、現在の経済状況、特に物価高騰を踏まえたサンシティ建替えの必要性についても意見が交わされた。市長は、現時点での経済の変化を考慮し、慎重な判断が求められると述べた。