令和2年第3回定例会において、複数の議員が市道の整備に関する要望を呈し、特に市道第27号線における舗装の劣化が指摘された。
議員は、交通量が増加する中で振動の問題を提起し、市に対して整備の速やかな取り組みを求めた。
次に、市道第1043号線の整備についても触れられ、こちらも現在砂利敷きであることから、利用者は安全で快適に通行できるよう整備が求められている。
また、打越地域の江川沿いでの道路冠水の問題も指摘され、特に高台になっている地点での水はけの悪さが強調された。市は現地確認を進め、具体的な対策を講じる考えを示した。
コロナウイルス感染症への対策も議題に上がり、特に市民の買物困難に対する対応策が求められた。市は、購入支援を行うための宅配制度の強化を検討していると述べた。
さらに、市は令和2年度のウィズコロナ実践小規模企業者応援金を本年度は10万円の総額で支給する方針を示しているが、申請の取り扱いや要件の幅を持たせることについての市民からの要望もあった。
地域における議論の中では、シルバー人材センター等への補償政策についても意見が出され、多くの市民がその支援を必要としているとの声が共有された。
最後に、放課後児童クラブの増設については、現在設備が限られている中でより多くの児童を受け入れるための早急な対応が必要であると共通の認識が示された。特に南畑地区ではニーズが高まっており、早期の増設が望まれるとの意見が多数あった。公園の自然保護も求められ、地域の資源を有効に活用し続ける計画が必要とされている。これらの議論を通じ、行政としても今後の政策に反映させる姿勢を伺わせた。