令和6年6月定例議会が6月7日に開会された。全員出席の中で、森本 勉議長が議会を開始し、議会の日程が進められた。
日程第1では会議録の署名議員に土井一慶議員と渡辺 裕議員が指名された。続いて、第2日程の議会期間の決定が行われ、本定例議会は来る6月25日までと決定された。
その後、報告第1号の例月出納検査結果報告が行われ、過誤がなかったことが確認された。くすのき広域連合の例月出納検査結果報告についても同様に過誤がなかった。
報告第3号、令和5年度四條畷市一般会計継続費繰越計算報告が南森 淳一財務部長から説明された。この中で、一般国道旧170号歩道整備や清滝ごみ焼却施設跡地整備事業に関する継続費が報告された。特に、旧170号に関しては5848万7000円が翌年度に繰り越されることが明らかにされた。
また、日程第7として令和5年度くすのき広域連合会計歳入歳出決算の認定について、阪本 律子健康福祉部長兼福祉事務所長が説明し、約39億円の黒字が報告された。
特に注目されるのが日程第8、四條畷市税条例の一部改正に関する議案が出され、税制改正に伴う軽減措置が求められた。これに対し、市長の東 修平氏は、地方税法改正に基づく内容を強調した。
さらに、地域密着型サービス等運営委員会条例の改正や支払督促の訴訟への移行、令和6年度補正予算案も審議された。特に、令和6年度補正予算案では新型コロナウイルスワクチンの定期接種に係る費用や自動運転車の導入など、注目の施策が含まれた。
この日程では、教育委員会の委員や人権擁護委員の推薦についても話し合われた。議員からは高齢者向けの福祉、特に介護および福祉サービスの重要性が強調された。