令和3年松原市議会第3回定例会が9月8日、松原市議会で開会された。
この会議では、議案の質疑や補正予算についての議論が行われた。
特に、令和3年度松原市一般会計補正予算が議題に上がり、この補正額は歳入歳出計、8億470万円の追加だ。
副市長の太田敏氏が説明し、457億5,692万円に達する予算の主な内容には、(仮称)若林児童遊園の整備やスポーツパークまつばらの改修経費が含まれている。
補正予算の中でも特に注目されたのは、スポーツパークまつばらの改修である。このプロジェクトでは、利用者の増加に伴う安全性の確保が目的とされている。
「東京オリンピックで西矢選手が金メダルを取ったことが、全国から施設利用の問い合わせが増えた要因です」と大島久幸都市整備部長は述べた。
今後は、上級者と初心者がそれぞれの技術レベルに応じた安全なスペース利用が可能になる見込みだ。
このような改修の必要性を感じる一方、「駐車場の確保も、今後考えなければなりません」と中田靖人議員が指摘。市長の澤井宏文氏は、近く開設予定の施設との協力関係を例示し、駐車場利用について相互支援の可能性を語った。
議案第48号については国民健康保険特別会計、議案第49号は介護保険特別会計の補正予算が上程されたが、質疑はなかった。
このように、松原市議会の議題は多岐にわたり、様々な案件に対する質疑が重ねられている。
次回の会議は15日午前10時に予定されており、本会議の進行は今後も注目される。