令和元年8月26日、松原市議会第1回臨時会が開催された。
議題には、議長辞職や新しい議長選挙が含まれ、重要な人事が行われることが注目されている。
開会の挨拶では、出席議員数が17名であることが報告された。議長を務める三重松清子氏が「この臨時会は多くの重要案件を協議する予定です」と強調する。
最初の議題として、美濃亮教育長が教育行政への抱負を述べた。彼は「松原市の教育を充実させるために全力を尽くす」と決意を表明した。議員からは「教育関連の基準を明確にする必要がある」との意見も出された。
その後、議案第12号と第13号、つまり特定教育・保育施設の利用者負担額に関する条例及び運営基準に関する条例制定案について審議された。太田敏副市長は、幼児教育・保育無償化による法改正について説明し、その中で「改正内容は市町村における施策に積極的に反映させるべき」と述べた。
議案は、福祉文教委員会へ付託され、最終的には全て可決された。
その後、議長辞職の件が取り上げられた。三重松清子氏は「都合により議長を辞職します」と述べ、議会はこれを承認する決定を下した。議員からは、多大な貢献があったことへの感謝の声が上がった。
新たに篠本雄嗣議員が議長に選出され、就任挨拶を行った。彼は「地方分権が進む中、住民に開かれた議会を目指す」と力強く宣言した。
副議長の選挙では、河内徹議員が指名され、これに異議なしとの声が上がり、当選が決まった。河内氏は「全力で議会運営に尽力したい」と挨拶し、議会メンバーから拍手を受けた。
最後に、監査委員の選任についても意見が交わされ、中田靖人議員が選ばれる運びとなった。議会は無事閉会し、重要な人事が安定した新たなスタートを迎えることとなった。