令和4年6月7日、松原市議会定例会が開催され、重要な議題について審議が行われた。
松原市の一般会計補正予算は、歳入歳出それぞれ19億7,522万7千円の追加が承認された。これにより総額は535億8,339万3千円となる。
副市長の太田敏氏は、補正予算の主な内容として、地方創生臨時交付金を用いた各事業への財源変更や、国民健康保険特別会計への繰出金について説明した。これに続いて、他の補正予算や条例改正などの重要案件も提起され、多くの議員が質疑を行った。
また、議案第37号の松原市スケボーパークまつばら条例については、スケボーパークの設置及び管理に関する詳細が話し合われた。中田靖人議員は、指定管理者が不在の場合の運営について懸念を表明した。これに対し、都市整備部長の大島久幸氏は、指定管理者が見つからなかった場合も直営化の可能性を検討する旨を答えた。
さらに、北朝鮮による弾道ミサイル発射に関する抗議決議が提出された。平野良子議員は、頻繁な発射が国際安全に及ぼす懸念を述べ、強い非難を表した。
報告や議案の質疑後、全ての案件が無事に承認されたことから、次回会議の日程が設定され、議会は終了した。今後も、市財政や地域住民の安全を守るための議論が続くことが期待されている。