令和元年9月9日、松原市議会第2回定例会が開かれた。
出席議員は17名であり、定足数に達して会議が開始される。
議長の篠本雄嗣氏は、会議に先立ち、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく報告と、教育委員会からの事務点検・評価結果報告を行った。
日程第1では、会議録署名議員2名の指名が行われた。
次に、日程第2で会期の決定が行われ、会期は26日間に決定された。
日程第3では、議案についての説明が始まった。まず、松原市一般会計補正予算第2号についての議案が提案された。
太田敏副市長は、補正額が歳入歳出ともに4億379万1千円追加されること、及びその内容として松原図書館の解体撤去費、看護師の住宅支援制度に係る家賃助成費等が計上されていると述べた。
続いて議案第16号、松原市介護保険特別会計補正予算第1号が提案された。
この議案は、受けた交付金の精算を行い、剰余金を介護給付費準備基金に積立てることが盛り込まれている。
議案第17号、後期高齢者医療特別会計補正予算第1号についても説明があり、歳入歳出それぞれ3,435万6千円の追加が決定される見通しであることが局部として伝えられた。
さらに、松原市印鑑条例改正案(議案第18号)、執行機関附属機関設置条例改正案(議案第19号)、および災害弔慰金支給条例改正(議案第20号)についても審議が続く。特に、議案第19号では新たな事業者選定委員会の設立についての議論が活発に行われた。
質疑では、中田靖人氏や池内秀仁氏からの、解体に伴う建設予算についての妥当性や、業者選定に際しての透明性確保に関する質問が寄せられた。また、松原図書館の解体後の土地利用についても議論され、市民のニーズを考慮する重要性が強調される結果となった。
次回の議会は9月18日午前10時より開催される予定である。議案に対する質疑応答は引き続き行われる見込みで、各議案の採決ファイナルは次の会議に持ち越される。