令和5年8月28日、松原市議会第1回臨時会が開催された。
出席議員は18名で、定足数が確認された後、議長の森田夏江氏が開会を宣言した。
本会議では、日程に従い、会議録の署名議員の指名、会期の決定などが行われ、特に重要な議案として、議案第45号「財産取得について(消防用高所作業車)」と、議会議案第9号「北朝鮮による弾道ミサイル発射に対する抗議決議」が取り上げられた。
まず、議案第45号について、副市長の太田敏氏が提案理由を説明した。この議案は、平成16年に配備された消防用ポンプ自動車の更新に関するもので、議員からの質疑はなく、総務建設委員会に付託され、議論の結果、原案通り可決された。
次に、議会議案第9号の北朝鮮問題については、野口真知子議員が提案し、案文を朗読。決議内容は北朝鮮が行う弾道ミサイル発射に対する非難と、再発防止を強く求めるものであり、質疑や討論を省略した上で、原案通り可決された。
また、議長辞職に関する日程が追加され、議長の森田夏江氏が辞職の意向を表明。この辞職が許可された後、河内徹議員が新議長に指名され、その後の新議長としての挨拶が行われた。
副議長の辞職願も提出され、中田靖人議員が辞職を許可され、新副議長には鍋谷悟議員が指名され、選出された。
さらに、議案第46号の監査委員選任や、議会運営委員・常任委員の選任、大阪広域環境施設組合議会議員選挙も行われ、いずれも原案通りの結果が承認された。
最後に、全ての付議案件が議了され、本臨時会は閉会した。議会の運営を通じて、市民の安全にかかわる重要な決定が下されたことが確認された。