令和4年6月27日、松原市議会は第2回定例会を開催した。議会では、予算関連の報告や各議案が承認されるなど、活発な議論が行われた。
最初に、議長の池内秀仁氏が本日の会議録署名議員として、平野良子議員、河本晋一議員の指名を行った。
日程第2では、3つの年度にわたる補正予算の専決処分についての報告が行われた。報告第2号の一般会計補正予算は、令和3年度のものを含む6件が一括審査され、福祉文教委員会の依田眞美子委員長は全件に異議なしと報告した。
また、報告第5号の市税条例改正に関する専決処分も承認され、これに続いて行われた議案も含め、選挙運動用自動車やポスター関連の条例改正案が満場一致で可決された。
重要なトピックとしては、教育委員会委員への任命や公平委員会委員の選任についての議案も審議された。市長の澤井宏文氏が教育委員会委員に比嘉悟氏を任命する提案をし、全議員から賛同を得た。
さらに、環境教育の推進に向けた意見書が提案され、三重松清子議員はこの事業の加速化が必要であると訴えた。特に、学校施設のZEB化を通じた環境教育の重要性が強調され、市の意欲的な取り組みが議会として支持された。
最後に、障害者の保護に関連した法律改正の意見書も提案され、医療機関での通報義務の強化が求められた。
会議の終わりに、池内氏は全議員の協力への感謝を述べた。議会は健康で文化的な生活を守る権利を重視し、将来の目標に向け、さらなる取り組みを続ける意向を示した。今期をもって勇退する議員への挨拶では、これまでの感謝が述べられ、中には新たな挑戦へ向かう姿勢も表明されるなど、今後の松原市や議会への期待が寄せられた。