令和6年3月定例会が開催され、藤井寺市議会は市政運営方針や防災対策、教育政策など多岐にわたる議題を議論した。
特に、市政運営方針において、自然災害から市民を守るための取り組みが強調された。自助・共助の重要性を認識し、自主防災組織の育成を促進する方針が確認された。設定された避難所においては、地域住民による積極的な運営が求められ、避難所運営マニュアルの整備も進められている。
避難所運営の具体的な施策として、ペットの同行避難を認めるマニュアルが策定されたことが報告された。また、福祉避難所においては、要配慮者がなぜ避難所を利用するのか、具体的なニーズに応じた支援が求められ、地域の医療機関や福祉事業者との連携強化が必要であるとされている。
さらに、家庭ごみの分別収集や廃プラスチックの問題も取り上げられ、地域全体での意識改革が必要とされた。このような中、本市では運動・スポーツ習慣化促進事業が行われており、健康寿命の延伸及び介護予防の観点からも取り組みが評価されている。