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藤井寺市議会が介護保険改正や補正予算案を可決

藤井寺市議会が令和4年6月28日に行った定例会で、介護保険条例の改正や補正予算案が可決。
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令和4年6月28日、藤井寺市議会において定例会が開催された。

議事は多岐にわたり、まず藤井寺市介護保険条例の一部改正や、令和4年度の国民健康保険特別会計補正予算、介護保険特別会計補正予算、病院事業会計補正予算が一括審査されることとなった。すべての議案は原案のとおり全会一致で可決された。

可決された中でも、特に注目すべきは議案第36号の令和4年度藤井寺市一般会計補正予算(第4号)だ。これに対して、日本共産党藤井寺市会議員団を代表する瀬川覚議員は、「市立藤井寺市民病院あり方検討支援業務委託料が計上されていることは重大である」とし、民間委託や法人化の可能性が示唆される中、公立病院の役割に関する明確な議論を求める意見を述べた。議員たちは、それに対して反対意見を示しつつも、補正予算そのものには賛成する意見が多かった。

さらに、議案第40号として提案された令和4年度一般会計補正予算(第5号)も、急性期医療や災害対策費としての重要性が示された。国庫からの補助金を活用した新型コロナウイルスワクチン接種関連の費用や公共施設整備に必要な予算が計上され、経済の早期回復を見据えた支出の重要性が強調された。

また、特別委員会からの中間報告も行われた。これにより、議会としての当面の方向性や今後の協議事項が名指しされ、市民の意見を反映した既存の制度の改善への期待が寄せられた。これらの一連の動きは藤井寺市における新型コロナウイルス対応と財政の健全化を目指すものであり、市民にとって重要な意味を持つものである。

議会閉会にあたって、市長岡田一樹氏による市民への挨拶もあり、今後も市の発展と職員の一丸となった努力が強調された。議会の円滑な運営に感謝の意が表される中、将来的な政策実行に対する市民の理解と支持を求める姿勢が伺われた。

議会開催日
議会名令和4年6月藤井寺市議会定例会(第2回)
議事録
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