令和2年12月15日の藤井寺市議会では、定例会が開催され、議案第75号が審議された。
この議案は、令和2年度の一般会計補正予算に関わっており、特にひとり親世帯への臨時特別給付金に関連する内容が盛り込まれている。総務部長の森田勉氏が提案理由を説明した。
補正予算は、国の予備費による支出を伴い、3,074万7,000円が歳入歳出に追加される。これにより、藤井寺市の一般会計予算の総額は319億44万3,000円となる。
主な支出内容には、ひとり親世帯臨時特別給付金に必要な経費が含まれ、具体的には3,000万円がひとり親世帯への給付金として計上されている。他にも、印刷製本費や通信運搬費などの細項目が盛り込まれている。
質疑の時間において、本議案への質問は行われず、審議はスムーズに進行した。その後、委員会付託を省略することが決まると、議論の余地なく本案の可決がなされ、全議員が合意した。
次回の議会は、令和2年12月22日に再開される予定であり、その間に各常任委員会で付託議案の審査が行われることが確認された。各議員や関係者は、市民に対する迅速な施策実行の重要性を再認識したようである。