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新型コロナウイルスワクチン接種、約60%完了 市政運営方針も発表

藤井寺市の令和4年第1回定例会で新型コロナワクチン接種率が約60%に達したことが報告され、自治体の市政運営方針についても多くの質疑が行われた。
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令和4年第1回藤井寺市定例会が開催された。本会議では、市政運営方針に関する質問や一般質問が行われ、各議員が多岐にわたるテーマについて取り上げた。

公明党の片山敬子議員は、まず新型コロナウイルスワクチン接種の進捗について質問した。大山哲也健康福祉部長は、ワクチン接種が、2022年12月から推進され、接種率は約60%に達していると報告。特に高齢者への接種を前倒しし、6ヶ月経過した65歳以上の高齢者に対し、接種の加速を図っていると述べた。

その中で、片山議員はモデルナワクチンについて田中市民生活部長に言及。副反応の懸念があるものの、交互接種の推奨を強調し、情報発信が必要であると訴えた。大山部長は、厚生労働省からの情報を積極的に発信していく考えを示した。

続いて、議会では市政の情報発信の問題も取り上げられた。市長の岡田一樹氏は、令和4年度の市政運営においてシティセールスの質を向上させるためにシティセールスリーダーを各課に配置し、外部講師による研修も実施していると説明した。さらに、観光資源の発信についても具体的な成果を挙げ、交流人口の増加を目指すと強調した。特に百舌鳥・古市古墳群の魅力を国内外に向けて発信するための映像制作が成功したことを報告した。

この他、公共施設の複合化について、岡田市長は公共施設ファシリティマネジメントを進める中で、体育館や図書館の整備を進めており、より良いサービスの提供を目指すと述べた。市は地域のニーズを踏まえた施策を着実に進める方針だが、特に高齢者や子育て世帯への支援が重要視されている。

さらに、新型コロナウイルスの影響を受けた市民病院の体制についても質問があり、松田和人病院事務局長は限られた体制の中でできる限りの対応を行っていると述べ、その上で医師や看護師の確保が大きな課題であることを認めた。総じて、市は市民の健康を維持するための取り組みを強化しているが、依然として厳しい状況にあることが示された。

最後に、市民からの要望を受け止め、市政の情報発信や市民サービスの向上に向けた取り組みが進むことが期待される。今後も定期的に報告される進捗や成果を市民と共有していくことが重要である。

議会開催日
議会名令和4年3月藤井寺市議会定例会
議事録
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