令和3年2月24日、石巻市議会第1回定例会が開かれ、様々な議案が審議された。
特に議論が集まったのは、石巻市農業委員会委員候補者選考委員会条例についてだ。企画された条例には、新たに農業委員会の委員を選ぶための適正な運用が求められており、議員からの質問も多く寄せられた。「阿部正敏議員」は新設の選考委員会の目的や背景について、詳しい説明を求めた。これに対し、「吉本貴徳産業部長」は、法改正に基づき、農業委員の選定方法が変わったことを説明した。新たに求められる透明性や公正さに対する期待が込められていると強調した。
次に注目されたのが、石巻市市税条例の改正に関する議案だった。本議案では壊滅的な経済状況の中、小規模企業への税優遇を含む特措法が提案されている。特に「大塚智也財務部長」は、今回の税制改正がコロナ禍で困窮する市民や企業支援へ向けた重要な手立てになるとアピールした。
さらに、文化や教育関連の議案も議論され、多くの条例が実質的な廃止に向けた話し合いが行われた。「及川伸一教育委員会事務局長」は、新たな社会教育施設の整備に関して、その必要性と理想について語った。これに対しても多くの意見が寄せられ、その意見の多様さや市民の期待の大きさが伺えた。