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城里町議会、条例改正や補正予算案を審議

令和5年第3回城里町議会定例会が開催され、条例改正や補正予算案など重要案件が審議される。
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令和5年第3回城里町議会定例会が開会した。議会は、公共施設の使用料改正や計画道路の変更など重要な議案が審議される。総務民生常任委員会にはホタルを「町の虫」にする請願が付託され、教育産業常任委員会には教職員定数改善の陳情が提出された。

本定例会では、一括議題として19件の議案が提出されている。町長の上遠野修氏は、主な改正点として特産品直売所の使用料および役場本庁舎の電気自動車用急速充電器の廃止を挙げ、「柔軟な公共施設の使用を進める」と述べた。使用料の見直しは、地域のニーズに応じた施策として期待されている。

さらに、議案第42号では町道1539号線の延長が提案されている。町の交通網を整備することが地域の利便性を高めるとされており、議員からも賛同の声が上がった。議案の内容は、地方自治法に基づいて議会の議決を必要とする。

次に、令和5年度の各特別会計に関する補正予算案も話題の中心となる。一般会計の補正予算では、歳入歳出にそれぞれ2億3324万8000円を追加し、予算総額は107億3923万8000円となる。町長は、「財政運営の健全さを維持しつつ、地域の発展を目指す」と語った。

決算審査も重要な議題の一つであり、監査委員による地方自治法に基づく意見報告が行われる。監査委員の五十嵐由美子氏は、各会計が正確であると説明し、財政の健全性を示唆した。一方で、昨年の実質単年度収支が赤字であることから、財政運営には今後も注意が必要であると警鐘を鳴らした。

最後に、議案の質疑応答、討論を経て4件の人権擁護委員の推薦が無事に可決された。今後は、請願と陳情の審査を含む運営に移っていく。

城里町では、議会運営委員会によって計画された日程に沿って、各種施策の実現に向けた意見交換が進む見込みである。今後は議会の審議を見守り、地域の声がどのように反映されるか注目したい。

議会開催日
議会名令和5年第3回城里町議会定例会
議事録
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