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流山市議会、予算補正や学校給食無償化などの議案を審議

流山市議会では、予算補正、学校給食無償化に関する請願が審議され、重要な意見が交わされる。特に、地場産有機農産物使用の意義が議論される。
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令和5年7月12日、流山市議会にて定例会が開催され、数件の議案と請願が審議された。

この日は市長の井崎義治氏が登壇し、最初に「議案第35号訂正の件」に関して説明を行った。井崎市長は、流山市消防本部の中央消防署庁舎建設工事に絡む契約先の支店長名が変更されたため、訂正を求めるものであると説明した。また、この訂正は無事に承認された。

続いて、議案第32号の「令和5年度流山市一般会計補正予算(第3号)」について、清水大議員が討論を行い、新型コロナウイルス感染症対策としての巨額な予算案に疑問を呈した。この補正予算には、ワクチン接種事業が含まれており、その必要性に異論があるとし、民生費など他の重要な予算に振り分けられるべきだとの見解を示した。

次に、請願第2号「学校給食の完全無償化の実施を求める請願書」が議題に上がった。この請願に対して、矢口輝美議員は反対の立場で討論し、地場産の有機食材を活用することに対し、流山市の予算や農産物の供給能力に制約があるため、実現は困難であるとした。反対理由は、有機農産物の調達が難しく、児童福祉の向上は総合的に推進されるべきであると強調した。

一方、同じ請願に賛成の立場を取った議員もおり、学校給食に安心で安全な地場産の有機農産物を使用する意義や、地域の食文化の継承の重要性について言及された。教育総務課長の鈴木貴之氏も、流山市の食育政策の観点から意義があると述べた。

また、陳情第10号「物価高騰や家庭用電気代値上げに見合う生活保護基準の引上げを求める意見書提出を求める陳情書」に対しても意見が交わされた。阿部治正議員は、生活保護基準の引き上げが求めらる社会の情勢を指摘し、物価上昇を考慮した基準の見直しを求める必要性を訴えた。

議会開催日
議会名令和5年7月流山市議会定例会(第2回)
議事録
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