令和6年6月11日の流山市議会において、市民の健康づくりや教育、福祉といった重要な課題に関する議論が交わされた。
特に、市民の健康づくりについて、青野直議員は「流山市民の健康づくりについて」と題し、健康診断や食事に関する具体的な施策を求めた。
この質問に対し、伊原健康福祉部長は「検診の取組については、広報やポスターで周知し、対象年齢に対して受診券を送付している」と語り、市民への情報提供が重要であることを強調した。さらに、健康づくり講座の開催を通じて、市民の食生活改善にも取り組んでいると述べた。
次に、学校教育について、青野議員は教育環境の充実を要望した。
田中教育長は、「学校を安心できる場とするため、職員増員や設備改善の計画を進めている」と答弁した。
この問題においても地域との連携が不可欠であり、すでにコミュニティ・スクールの設立が進められている点が評価された。
独居高齢者については、青野議員が緊急通報事業の状況を問うと、伊原健康福祉部長は「121台の緊急通報装置が設置されており、利用者からは安心の声が届いている」と述べた。さらに、高齢者の見守り体制強化のため、地域との連携を深める必要があるとの考えを示した。