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流山市議会、経済支援策を含む補正予算25件を審議

9月3日、流山市議会にて新型コロナウイルスへの支援策が議題に。市長は医療機関パンデミック対策を強化する方針を示す。
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令和2年9月3日、流山市議会第3回定例会が開かれ、重要議案が多数審議された。

会議では、令和2年度流山市一般会計補正予算に関する議案、合計25件が一括して議題に上げられた。井崎義治市長は、補正予算の必要性を強調し、中小企業や学生に対する支援策を挙げて市民生活を守る取り組みについて述べた。

特に新型コロナウイルス感染症に対する経済的支援策として、流山市の中小企業支援制度や各種給付金について明らかにした。市長は、「新型コロナウイルス拡大の影響で、市民の経済が厳しい状況にあるため、必要な支援を行っていく」と述べた。

具体的な内容として、融資の枠を拡大し、149件、総額24億9,550万円を融資したことや、賃貸人が賃借人の賃料を軽減した場合の支援金を提供する制度についても強調した。実施されたテナント支援制度には211件の申請があり、629事業所に対して8,150万円が交付された。

さらに、市内医療機関への支援も行っており、PCR検査や感染者の受入れを行った医療機関に対して、4,102万円を交付したことも伝えた。また、学生を対象にした給付金制度もスタートし、経済的に困難な家庭を支えるため、保育士養成課程の学生などに対して財政的支援が行われることとなる。

今後は、教育や防災関連の施策強化も進める方針で、特に新型コロナウイルス感染症対策が急務だと訴えた。また、流山市民まつりについては、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止されることが決定された。市の教育現場についても、ICT教育の推進が進められ、子どもたちに1人1台の端末を用意する計画が進行中であるとのことだ。

議会の会期は10月6日までということに決定したが、さらに詳しい議案については、議員による継続的な審議が求められる。市長は最後に、引き続き市民の安心・安全を守るため、“新型コロナウイルスに打ち勝つための努力をし続ける”と力強く表明した。議会は今後もこのような状況を考慮し、必要な手続きを進めていく予定である。

議会開催日
議会名令和2年9月流山市議会第3回定例会
議事録
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