流山市議会の第4回定例会が令和5年11月30日に開かれ、様々な議案が審議された。議事では、流山市一般会計補正予算、職員の給与に関する改正、介護保険特別会計予算など、重要な議案が取り上げられた。
井崎義治市長が提案した補正予算では、令和6年4月開校予定の市野谷小学校用地取得に必要な経費を追加する旨が説明された。この補正により、流山市の一般会計予算は914億4,528万円となる見込みで、追加額は約33億9,909万円となる。
また、議案第82号では一般職の職員の給料表の改訂が提案され、人事院勧告に基づく改正が進められる。同様に、議案第83号及び議案第84号では、それぞれ流山市特別職職員と流山市議会議員の期末手当についての改正がなされる予定である。これらの改正が施行されれば、流山市の給与体系に明確な影響を与えると考えられる。
さらに、介護保険特別会計補正予算についても議論が行われ、被災者への支援措置が拡充される方向で進む。この特別会計の補正は、令和5年度流山市予算総額が148億4,486万円に達することが見込まれることを示唆している。
この定例会では他にも、特定教育・保育施設の基準改正や都市公園条例の改正など様々な議案が提案され、流山市の地域社会における施設やサービスが維持・改善される意義が強調された。
締めくくりとして、坂巻儀一議長が次回の会議日程を告知し、休会の決定を報告した。流山市の今後の動向が注目される中、議会の役割や市民への影響は今後さらに増していくことが期待される。