令和3年6月17日に流山市議会第2回定例会が開会され、複数の議案が審議されました。
まず、議会の開催や会期に関する報告が行われました。議長の森亮二氏は、出席者が全員であることを確認し、会議が成立していることを報告しました。続けて、市長の井崎義治氏が議案の送付について述べ、議案15件に関する提案理由の説明を行いました。
特に、新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況が注目されました。井崎市長によれば、6月15日現在、医療従事者への接種が89%、高齢者施設の入居者と従事者への接種が進んでおり、さらなる拡大を図る方針が示されました。また、65歳以上の高齢者への接種券と予診票の発送が完了し、664歳以下の方に関する予約も開始されているとしました。
流山市のテイクアウト・デリバリー応援事業も議題となり、実施期間が6月30日まで延長されます。これにより、飲食店への支援が継続されることになりました。
次に、流山市の初のブレザータイプの制服が決定したおおぐろの森中学校に関する報告が行われました。展示会やPR動画を通じて中学生と保護者の投票が行われ、株式会社明石スクールユニフォームカンパニーの提案が採用されました。
議案の中には、流山市重度障害者医療費支給条例や市民投票条例の改正が含まれており、変更内容についても市議会での審議が進められました。特に、市民投票条例では署名者の負担軽減を目指し、押印の廃止が提案されました。
最後に、流山市は新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた総合防災訓練を8月29日に実施することを発表しました。今年の訓練では、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮に入れた避難所の開設訓練が行われる予定です。