令和4年6月22日に流山市議会が開かれ、議案や意見書についての審議が行われた。
この日の議題として熱中症対策が大きく取り上げられた。特に、6月20日に市内小学校で熱中症が集団発生した問題について、教育長の田中弘美氏は、発生した12名の児童が無事回復したことを報告。教職員の救急連絡体制や救急隊の対応についても適切だったと強調した。
議員の小田桐仙氏が体育館へのエアコン設置や冷水器の増設を要望し、教育環境の整備充実についても意見が出された。田中教育長は、現状の課題を認識しつつ、施策の実施を検討していく姿勢を示した。
また、議会では新型コロナウイルス感染症の後遺症に関する意見書も審議され、これに対する必要性が強調された。議員たちは国に対する救済対策の実施を求め、意見書を提出することに賛成した。
この他、発議第10号の学校給食の無償化についても議論となったが、最終的には否決された。議員からは多様な意見が寄せられ、特に給食費負担軽減の必要性が指摘されたことが記されている。
この日の議会運営については、各議案の意義や地域住民の意見を重視する重要性が強調され、その結果に注目が集まる。市長の井崎義治氏は、さまざまな意見を踏まえた取り組みを約束し、今後の議会における意見の反映を求めた。議会は21日間続いた後、無事に閉会した。