令和3年6月25日、流山市議会の定例会において、複数の重要な議題が議論された。
議会では、「コロナ禍における心のケア」が重要なテーマの一つとして取り上げられた。岡明彦議員は、コロナ禍による精神疾患やメンタルヘルスについての相談件数の推移を問うた。これに対し、早川仁健康福祉部長は、相談件数は例年と大差ないものであるが、メンタルヘルスへの関心が高まっていることを認識していると述べた。さらに、心のサポーター養成事業の普及も重要であると強調した。
また、「化学物質過敏症及び香害対策」についても言及され、この問題への対応が必要であるとの認識が示された。前川秀幸学校教育部長は、流山みらいの活動として、地域連携ネットワークの構築や、居場所づくりを進めていることを述べた。特に、この事業には多くの市民が参加できるよう、サポーター講座の受講を促していくことが大切であると指摘した。
「SDGsの取組」については、藤井俊行議員が意見を述べ、市のインフラ整備についても取り上げられた。特に、持続可能な観点からの工事資材の選定や、地元業者との連携が必要であると強調された。
さらに、議案の中には「新型コロナウイルスワクチン接種」に関する取り組みもあり、執行部はスムーズな接種を進めるために全力を挙げているとして、その詳細な取り組みを説明した。