令和4年6月岡崎市議会定例会が開かれ、市長の中根康浩氏は重要議案の提案説明を行った。特に、2000年以前からの高齢者福祉施策、地域の農業振興、そして交通施策についての質疑応答が活発に展開された。
福祉部長の小河敬臣氏は高齢者支援策について言及し、訪問支援の充実が必要と強調。また、地元住民による見守りサービスの実施が高齢者の孤立防止につながると述べた。市議会の鈴木雅子議員は、一般質問で短縮された質問時間に異議を唱え、意義ある議論の必要性を訴えた。
一方、農業振興では原田範次市議が農業ビジョン2030について質問。農業振興の戦略的方向と、市内産地における有機農業促進が挙げられ、今後の取組が期待されている。
加藤義幸市議は、大河ドラマ「どうする家康」をきっかけにした岡崎の魅力向上に向けた地域ブランドの活用を提案。市長も市民参加を促し、岡崎公園の名称に関する議論を進める考えを示した。
全体として、午後からの会議には、地元住民の声を反映しながらの市政運営への期待が高まる内容となった。