令和5年12月7日、岡崎市議会は定例会を開き、主要な議題に関して質疑が行われた。
特に報告第38号での工事契約変更についての質疑が注目された。中根善明議員は、契約金額の増額理由について質問した。この件に対して、都市基盤部長の横山晴男氏が答弁。増額は過去2回の変更後、約520万円のインフレに伴うスライドを含む113万円、地盤改良等による350万円の増額、さらに残土の活用による約360万円の減額等が要因となっている。合計で契約金額は当初の契約から約2,019万円の増加があったという。
令和5年度岡崎市一般会計補正予算に関する第110号議案も議題に。野本篤議員は、この補正予算における給付金の対象世帯や給付方法について質問を行った。福祉部長の阿部田洋氏は、この補正予算は低所得世帯への9月の3万円給付に続くもので、対象は住民税非課税世帯とすることを説明した。また、今後のスケジュールでは、1月中旬までに支給通知書を発送予定であると述べた。
続いて、第112号議案は「岡崎市国民健康保険条例の一部改正について」で、出産被保険者を含む世帯への保険料減額についての内容が盛り込まれている。福祉部長の阿部田氏は、この制度の主な改正点を説明した。
最後に、本日の委員会付託及び送付が行われ、28件の議案に関連する委員会の設置が確認された。この決定により、各案件は所管の委員会に付託され、さらなる検討が進められることになる。今後、議会は12月22日午前10時から再開となる。