令和5年3月、岡崎市議会が定例会を開会した。
この度の議会では、来年度の予算案や条例改正など、多くの重要議案が提案されている。
市長の中根康浩氏は、厳しい状況にある市民生活を踏まえた配慮をしつつ、予算案の重要性を強調した。
具体的には、物価高騰に関する国の経済対策を活用し、来年度当初に向けて各施策を展開する計画である。
市長は、「令和5年度予算は、『家康公愛』『岡崎愛』をテーマに掲げ、地域磨きや魅力向上に取り組む。」と発言し、地域活性化を目指している。
また、岡崎市美術博物館条例の改正や、旅館業の衛生測定に関する基準も見直しが提案された。
さらに、特に注目を集めたのは、令和5年度岡崎市一般会計予算で、歳入歳出の総額をそれぞれ1,342億円に設定した点である。
この予算には、公共施設の維持管理や福祉施策の充実が盛り込まれ、市民生活を支える内容となっている。