令和2年3月23日、岡崎市議会において重要な議事が開催された。この日の会議では、新型コロナウイルスの影響が各種議案に色濃く反映され、特に基礎疾患を有する患者への医療体制確保が重点的に議論された。
議題のひとつである「基礎疾患保有者への新型コロナウイルス対応についての意見書」は、20番の小木曽智洋議員が提案。新型コロナウイルスが基礎疾患を有する患者に与える影響を強調した。これに対し、鈴木雅子議員は、「新型コロナウイルス対策において、基礎疾患を持つ患者を受け入れられる医療機関の設定が重要」と指摘し、意見書提出への支持を表明。
さらに、会議では第65号議案及び第66号議案として、令和元年度及び令和2年度の一般会計補正予算が提案された。補正予算には、新型コロナウイルス感染症に関連する各種対策が盛り込まれており、市民の生活を支えるための取り組みが含まれている。特に、医療機関への資金支援や、感染症防止のための物資の購入が掲げられた。
会議終了後、内田康宏市長は、今後の行政活動の重要性を強調し、また職員への感謝の意を表した。市民の健康と安全を第一に考え、柔軟かつ迅速な対応を続ける意向も示された。新型コロナウイルス感染症の影響に対する市の取り組みには、市民からの期待が寄せられている。