令和元年9月4日、岡崎市議会の定例会が開催された。
出席議員は36名で、議事日程の確認後、会議が進められた。
初めに日程第1として会議録署名議員の指名が行われ、鈴木雅子議員と加藤学議員が指名された。
続いて日程第2の報告第19号「平成30年度岡崎市土地開発基金の運用状況について」を含む7件の報告が行われ、質疑に移った。
鈴木雅子議員は、東岡崎駅ペデストリアンデッキが919万6,000円の増額変更となった理由に関して質問した。
籾井泰晴都市整備部長は、工法の変更による増額など、具体的な内訳を説明した。
この工事が当初の計画からの変化を伴ったものであることが明らかとなった。
また、議員はエスカレーター部分の基礎工事に関する安全性についても懸念を示し、地震対策や劣化の可能性について確認を求めた。
籾井部長は、古いコンクリート基礎は劣化しておらず、基礎の補強が行われるため安全性は確保されていると述べた。
さらには、報告第23号における籠田公園整備工事の契約変更についても質疑が行われた。
増額の理由として、交通誘導員の増員や出土した土の処分費用などが挙げられ、議員から具体的な詳細が求められた。
また、その後のデッキの部分の劣化についても問題視され、原因調査が進められていることが伝えられた。
日程第3では、34人の委員を構成する決算特別委員会が設置され、その後の議案付託も行われた。
議会は今後、決算特別委員会の開催日程を決め、さらなる審査が行われる予定である。
全体として、本日の議会では予算に関する重要な報告が多く取り上げられ、その影響が議会外にも広がることが期待されている。