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岡崎市議会で公園トイレや地域活性化に関する質問が相次ぐ

岡崎市議会が令和5年6月定例会を開催し、公園のトイレ問題や効果的な広報など多様なアジェンダについての質問が行われた。
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岡崎市は令和5年6月の定例会で、重要なアジェンダに関する質問が行われた。中でも注目されたのは、青山晃子議員による公園のトイレに関する質問と、効果的な広報戦略についての提案である。

特に公園のトイレの問題は、市内に存在する257の公園のうち、135が昭和時代に整備されたもので、老朽化が進んでいることが指摘された。青山晃子議員は、汚れや傷みが目立つトイレの更新が急務だと訴え、地域住民の利用状況を踏まえた改善策について提案した。また、効果的な広報に関しては、市民に必要な情報が迅速に届けられるような工夫が必要だと強調され、市政を知ってもらうための努力の重要性が問われた。

原田範次議員は、都市計画税について深く掘り下げ、特に下水道整備事業への充当額や、各年度の充当計画について詳細に質問した。原田議員は、具体的な数字を挙げ、令和3年度から5年度のデータをもとに議論を展開し、透明性の高い計画を求めた。これに対し、財務部長の伊藤雅章氏は、充当条件や予算の使用法について丁寧に回答し、今後の見通しにも言及した。

また、大原昌幸議員は、財政分析を用いた経常経費の削減について質問し、今後の施策の方向性を問うた。彼の質問は、市の経常収支比率の推移や、具体的な経費削減策に及び、特に児童虐待や町内会、老人クラブの役員不足など、地域社会の重要な課題についても言及した。

近藤敏浩議員は、家康公観光関連のパブリックインボルブメントについて質問し、地域コミュニティの参加を促す方法に関心を寄せた。また、デジタル化に関する取組についても言及し、地域社会のデジタル活用推進に向けた市の具体的な施策を求めた。

野本篤議員は、岡崎駅東口駅前広場の混雑状況について、現地の調査結果をもとに改善案を提案し、安全な通学路の確保を求めた。また、消防団における女性の活躍の場づくりについても議論が交わされた。

最後に、蜂須賀喜久好議員は、水道事業に焦点をあて、長期的な整備計画の必要性を訴えた。彼は、過去の断水事例や水道管の老朽化に関する懸念を強調し、適切な投資が必要であると主張した。

議会開催日
議会名令和5年6月岡崎市議会定例会
議事録
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