令和3年6月7日、岡崎市議会定例会が開催された。議事では、主に令和2年度の各種報告と、令和3年度の補正予算案が議題に上がった。
特に、報告第5号から第10号までの議題が取り上げられた。鈴木雅子議員は、報告第7号について質問を行った。「五本松住宅の建設に関わる事故繰越について、コロナ禍による人員不足が影響しているのか」と質した。鈴木広行都市基盤部長は、公契約条例の運用を適正に行い、労働者の環境確保を図る意向を示した。
報告第8号、Al知和地区工業団地造成事業についても鈴木議員が言及し、用地取得の進捗状況を問うた。
永田優総合政策部長は、前年の用地取得が未着手である理由を、関連する条件が整わなかったためだと説明した。さらに、報告第11号に関しては、岡崎市の土地開発公社の経営状況についても質疑があり、議会側からの詳細な質問が相次いだ。
また、報告第12号、株式会社岡崎情報開発センターに関する質疑では、鈴木雅子議員が、保有株の減少や教育事業収入の減少について質問を行った。本多徳行財務部長は、保有株が減った理由は自己株式の取得によるものであり、営業損失の増加は退職金の支払いが影響していると応えた。
さらに、承認第1号と第2号の議題が討論され、令和3年度の一般会計補正予算が承認に至った。最後の議題では、工事請負の契約について、株式会社シーテックが契約を獲得したことが報告された。