令和2年3月、蒲郡市議会の定例会が開かれ、予算大綱が発表された。市長の鈴木寿明氏は、市民が希望と幸せを実感できる街づくりを目指すと強調した。新年度の一般会計予算は300億3,100万円で、前年度比増加を見込んでいる。
新しい施策として、「ひとづくり」「いえづくり」「まちづくり」が掲げられた。教育環境の整備や児童福祉制度の充実を通じて、未来の人材育成に力を入れる。また、トイレ改修工事や小中学校の施設整備に重点を置く考え。特に、トイレ改修工事は多くの予算を配分し、学校環境の改善を図る。
市民病院について、医療体制の充実に努めることを市長は約束した。特に、看護師の働き方改革や医療従事者の人材確保が重要課題となっている。また、消防や救急体制の強化にも力を注ぐ。
また、企業誘致に向けた新しい条例も提案された。工場立地法に基づく新規工場の進出を促進するため、市の条例の制定が必要とされる。これにより、地域の経済活動の活性化を図る見込みだ。