令和5年9月8日の定例会では、蒲郡市の東港地区まちづくりや、学校給食費無償化、マイナンバーカードの医療保険証としての利用問題、さらには全日本ラリー選手権開催に関する問題が議論されました。
蒲郡市では、特に蒲郡市東港地区の魅力向上に向けたまちづくりが重要なテーマとされており、竹内滋泰議員がその経緯について詳しく質問しました。この地区では、多様な機能を持つまちづくりが進められていますが、これには地域住民の参加と協力が不可欠です。特に、竹島周辺や蒲郡駅周辺でのにぎわいを創造するための取り組みが期待されています。
また、学校給食の無償化についての議論も重要なポイントでした。多くの議員がこの提案に賛同した一方で、財源の確保に関して慎重な意見もありました。給食費の負担が家庭に与える影響や、これらの施策がもたらす効果についても活発な議論が展開されました。
マイナンバーカードを医療保険証として利用する際のトラブルも話題に上がり、特に高齢者の利用状況についての懸念が示されました。市民病院では、マイナンバーカードの使用に伴うトラブルは報告されていないものの、今後の注意が必要です。また、新城ラリーの事例も参考にされ、蒲郡市でも全日本ラリー選手権が急ピッチで準備が進められることが発表されました。近隣住民への影響、交通渋滞の問題、騒音の心配など、さまざまな問題に対して丁寧な対応が求められています。
最後に、三河港蒲郡地区の利用促進についても触れられました。11号岸壁を中心に、クルーズ船や自動車の輸出入に関与していますが、さらなる利用促進のための施策が求められています。これには地域ネタイや観光資源を活用しながら、ボートレース事業との相乗効果を生み出すことが重要です。