令和元年12月2日、安城市議会は定例会を開催した。
議題には、9件の議案が上程された。
市長の神谷学氏が提案したこれらの議案は、主に議員報酬や職員給与に関連する条例の改正を含むものとなっている。
まず、第129号議案では、国の人事院勧告を受けた市議会議員の期末手当の引き上げが提案された。
続いて第130号議案は、市長や副市長、教育長の給与改定がテーマである。
さらに、第131号議案においては、本市職員の給与の上限引き上げが示された。
第132号議案では個人市民税の寄附金控除対象に関する変更が述べられた。
第133号議案、そして第134号議案は高齢者支援事業基金の設置と災害弔慰金に関する法律の改正を含む内容であった。
第135号議案では、県費負担教員の給料表の改定の説明が行われ、高齢者生活支援のための法律改正も触れられた。
さらに、第136号議案では、建築物のエネルギー性能向上に関する手数料変更が提案された。
最終的には、第137号議案が西三河の土地区画整理事業にかかる関係条例の改正に関するものである。
次に、会期が本日から19日までの18日間に決定された。
また、第138号から第140号議案は、令和元年度補正予算の関連であり、特に介護保険事業に大きな影響を与える。
この補正予算は、13億1,000万円余の総額を見込んでいる。
中でも、児童クラブへの支出、特別教室の改修費用、そして学校給食施設整備に関連する費用が挙げられており、市民生活向上に寄与する意図がある。
最後に、指定管理者の指定についての第141号議案が議題となり、神谷市長が社会福祉法人を指定する旨の説明を行った。
これらの議題に対する審議は次回の本会議で進められる予定である。