令和3年第2回安城市議会定例会が、6月14日に開催された。
この会議では、職員の給与に関する条例の改正及び各種補助金に関する議案が議題に上がった。特に、安城市職員の給与条例一部改正については、給与水準の見直しが焦点となった。
また、第38号議案から第40号議案に関する質疑が行われ、安城市職員の給与に関する条例改正が強調された。これに対し、神谷 学市長は、「適正な給与水準を維持することが職員の士気にも影響する」と述べた。
さらに、若者向けの新型コロナウイルスワクチン接種が議論され、白山松美議員は「接種の必要性を考慮する必要がある」と指摘した。健康推進課長の大見雅康氏は「国の方針に従い、接種事業を進めている。安全確保を最優先に実施する」と述べた。
質疑の中で、安城市の新型コロナウイルスワクチン接種の進捗についても問われ、健康推進課長は「市民の方々には安全かつ迅速に接種を行うよう努めている」と回答した。一方で、若者へのワクチン接種に懸念を示す声があり、具体的な数値データの提示を求める意見も出た。
議会では他にも、教育費に関する補正予算が審議された。特に、就学援助家庭を対象としたWi-Fiルーターの貸し出し事業が進められ、学校教育課の稲留雄一課長が「約230台を計画し、希望者には全て貸し出す方針」と発表した。これにより、オンライン授業を支える基盤が整うことが期待される。
最後に、全ての議案は委員会へ付託された。次回の本会議は、25日午前9時45分から再開される予定だ。